開発環境の準備(AWS CLI)
AWS CLIをインストールして初期設定を行う方法について説明します
AWS CLIのインストール(for Mac)
AWSの公式サイトには、2通りの方法について記載がありますが今回は「バンドルされたインストーラを使用して AWS CLI バージョン 1 をインストールする」方法でインストールを勧めます。 公式サイトにある通り、以下のコマンドを実行してインストールを実行します。
curl "https://s3.amazonaws.com/aws-cli/awscli-bundle.zip" -o "awscli-bundle.zip"
unzip awscli-bundle.zip
sudo ./awscli-bundle/install -i /usr/local/aws -b /usr/local/bin/aws
インストール完了後、以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。
aws --version
インストール時のエラーについて
以下のエラーが発生した場合には、gitのバッファサイズを変更する必要があります。
error: RPC failed; curl 56 LibreSSL SSL_read: SSL_ERROR_SYSCALL, errno 54
バッファサイズの変更は.gitconfig
ファイルに以下を追加して保存すれば改善されます。
(.gitconfig
ファイルは、ログインユーザーのhoneディレクトリ配下にあります。
隠しファイルのため例えばこちらの方法で表示して編集することができます。)
[http]
postBuffer = 16M
AWS CLIの初期設定
コマンドラインを使用してAWS環境にアクセスするためには、使用するアカウント情報との紐付け設定が必要です。 そのために、アカウントのアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを確認して設定を行います。 これらの情報はアカウント作成時にメモしておくか、IAMで取得することができます。 取得した情報を設定するには、以下のコマンドを実行してください。
aws configure
取得したアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを入力してください。
また、以下のようにデフォルトのリージョン名(日本の場合ap-northeast-1
)と出力フォーマット(json, text, tableのどれか)を設定します。
AWS Access Key ID [None]: xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
AWS Secret Access Key [None]: yyyyyyyyyyyyyyyyyyy
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json
設定完了後、試しにコマンドを実行してみてください。 S3を利用している場合は以下のコマンドを実行するとS3の情報が表示されます。
aws s3 ls
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